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【保存版】ラッキング材に最適なガルバリウム鋼板とは?用途と選び方を解説

ガルバリウム鋼板

編集日 | 2025/07/02

伊藤商会編集者

編集者 / 伊藤商会オンラインショップ

伊藤商会は昭和60年、東京都板橋区に創設された、建築向けのラッキング材、鋼材、副資材、建築板金、板金工具、保温材などを取り扱う建材専門です。
伊藤商会公式オンラインショップは、建材専門店として現場工事業者・設備業者・個人での職人様向けにオンラインショップにて通信販売しています。

ラッキング材の選定で悩む場面は少なくありません。
特に屋外で使用する配管やダクトの外装材を選ぶ際、「どの素材が長持ちして、加工しやすく、見た目も整うのか」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
そんな中、注目されているのがガルバリウム鋼板です。耐久性と加工性を兼ね備えたこの素材は、さまざまな施工現場で高く評価されています。
本記事では、ラッキング材としてガルバリウム鋼板を選ぶ理由や、ほかの素材との違い、使用時の注意点について、実務に役立つ視点でわかりやすく解説していきます。
「どれを選べばいいかわからない」「失敗したくない」と感じている方にとって、判断の助けになる内容をお届けします。

目次

ラッキング材とは何か?その役割と重要性

ガルバリウム鋼板

建築現場や設備工事でよく目にするラッキング材ですが、その存在はあまり注目されないこともあります。
けれども、実際には配管やダクトの保護を担う非常に重要な部材です。
見た目の整備だけでなく、機能面においても欠かせない役割を果たしています。
ラッキング材が必要とされる背景を理解することで、適切な素材選びにもつながります。

配管やダクトの保護としての役割

配管やダクトは、建物内外のさまざまな箇所に設置されており、常に外的要因にさらされています。
雨や風、紫外線、粉じんなどから配管を守るためには、外装材としてのラッキング材が必要不可欠です。
ラッキング材は、これらの要因による劣化を防ぎ、内部の断熱材や配管そのものの寿命を延ばす効果があります。
とくに屋外や高所に設置された設備では、風雨や気温変化への耐性が求められるため、丈夫なラッキング材の採用が欠かせません。

断熱材を覆うための外装材として

配管やダクトの多くは、温度変化から内容物を守るために断熱材が巻かれています。
この断熱材は柔らかく、外部からの衝撃や水分に弱いため、むき出しのままではすぐに劣化してしまいます。
そこで必要になるのが、断熱材の表面を保護するラッキング材です。
断熱効果を長期間維持するためにも、ラッキング材は施工後の安定性と密閉性に優れていることが求められます。

耐久性や見た目の向上にも貢献

ラッキング材は、保護の目的だけではなく、美観の面でも重要な役割を持ちます。
工場や大型施設などでは、配管が視界に入ることが多く、雑然とした印象を与えかねません。
しかし、ラッキング材を使って表面を整えることで、統一感のある外観になり、管理もしやすくなります。
また、耐久性の高い素材を選べば、長期間にわたり施工時の美しさを保つことができるため、トータルのコストパフォーマンスも向上します。

使用環境に応じた素材選びの必要性

ラッキング材には、ステンレス、アルミ、ガルバリウム鋼板など、さまざまな素材が使われます。
使用場所の環境条件によって、求められる性能は異なります。
たとえば、塩害地域では腐食に強い素材が必要ですし、高温環境では熱に耐える特性が求められます。
施工後のメンテナンス性や、作業効率も含めて総合的に判断することが、後悔しない素材選びのポイントです。

ガルバリウム鋼板の特徴とは?

建築資材の中でも、ガルバリウム鋼板は非常に高い評価を受けています。
特にラッキング材として使用される場面では、その耐久性や加工のしやすさが大きな利点になります。
ここでは、ガルバリウム鋼板が他の素材と比べてどのような特長を持ち、なぜ選ばれるのかを詳しくご紹介します。

アルミと亜鉛の複合皮膜による高耐食性

ガルバリウム鋼板の最大の特長は、その高い耐食性です。
これは鋼板の表面に、アルミ55%・亜鉛43.4%・シリコン1.6%の合金を溶融メッキした皮膜が形成されているためです。
この複合皮膜が鋼板を長期間にわたって腐食から守り、過酷な屋外環境でもサビにくい特性を持っています。
特に、雨や湿気にさらされる場所では、その効果が実感しやすく、ラッキング用途にも適しています。

軽量かつ加工しやすい素材特性

金属素材でありながら、ガルバリウム鋼板は比較的軽量で取り扱いやすいのも利点です。
現場での切断や曲げ加工も行いやすく、複雑な形状が求められるエルボやフランジの加工にも適しています。
また、鋼板自体がしなやかさを持ちつつも、強度があるため、取り付けた後の形状保持にも優れています。
作業効率を重視する施工現場では、この加工性の高さが大きな魅力となります。

耐熱・耐候性に優れた点

特徴:耐久性はステンレスよりも劣りますが安価。カラー仕上げで視認性・意匠性を高めた材質。ライン識別や安全対策にも有効。
適した用途:学校や商業施設やマンションなど、外壁と見た目を重視される環境。

ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板は、熱による変形や変色に強いという特長もあります。
耐熱温度はおよそ315℃までとされており、屋外の日差しや機械周辺の熱にも耐えうる性質があります。
また、紫外線や風雨による劣化にも強いため、屋外での長期使用に安心感があります。
季節による温度差の大きい地域や、直射日光が強く当たる場所でも安心して使用できる点は、ラッキング材として重要な要素です。

従来の亜鉛鉄板との違い

従来から使われていた亜鉛鉄板(トタン)と比較すると、ガルバリウム鋼板は寿命が2~3倍長いとされています。 トタンは初期コストは抑えられますが、サビが出やすく定期的な補修が必要になることが多いです。 一方、ガルバリウムは耐久性に優れ、塗装の保持力も高いため、補修の頻度が減ります。 長い目で見たときのメンテナンス費用や手間を考えると、ガルバリウム鋼板は非常にコストパフォーマンスに優れた素材といえます。

ラッキング材にガルバリウムを使うメリット

ラッキング材に使用する素材は、施工環境や使用目的によって慎重に選ぶ必要があります。
その中で、ガルバリウム鋼板は多くの現場で選ばれている素材の一つです。
ここでは、なぜガルバリウム鋼板がラッキング材として優れているのか、具体的な利点を現場目線で整理していきます。

長期間メンテナンス不要の耐久性

ガルバリウム鋼板は、耐食性に優れており、風雨や湿気といった過酷な条件でも長期間サビにくい特性があります。
そのため、メンテナンスの頻度が少なくて済み、結果的にトータルコストを抑えることができます。
特に屋外の配管やダクトで、メンテナンスが難しい場所に施工されるラッキング材には、耐久性が求められます。
施工から数年経っても美しさと機能を保ちやすいことは、現場作業者にとっても大きな安心材料です。

屋外や過酷な環境下での使用に最適

高温多湿、直射日光、粉じん、潮風といった、さまざまな過酷環境の中でも、ガルバリウム鋼板は安定した性能を発揮します。
特に塩害の影響を受けやすい沿岸部や、年間を通じて気温差が大きい地域では、その耐候性が重宝されます。
長期間にわたって配管や断熱材を確実に守るため、外装材として信頼できる素材の一つです。

美観を保ちやすい表面仕上げ

ガルバリウム鋼板は表面に自然なツヤがあり、見た目がすっきりと美しく仕上がります。
現場では、ただ強度があるだけでなく、仕上がりの美しさも求められることが多く、特に工場施設やビルなどの配管が目に入る場所では、見た目も品質の一部とみなされます。
時間が経っても汚れが目立ちにくく、サビや退色もしにくいため、長く美観を保ちたい現場には最適な素材です。

工期短縮につながる加工性

現場での作業効率を考えたとき、ガルバリウム鋼板の加工のしやすさは大きなメリットです。
切断や折り曲げがスムーズにできるため、作業者の負担を軽減しつつ、施工時間を短縮できます。
また、部材の取り回しもしやすく、ジャケットやエルボといった複雑な形状のパーツ製作にも向いています。
工期が短くなれば人件費の削減にもつながり、全体のコストダウンにも貢献します。

ラッキング材に使われるその他の素材との比較

ラッキング材には、ガルバリウム鋼板以外にもさまざまな素材が使われています。
それぞれの素材には異なる特長があり、使用する環境や目的に応じて選ぶことが求められます。
ここでは、よく使われる他の素材とガルバリウム鋼板との違いを比較しながら、用途に適した選び方を整理します。

ステンレスとの違いと選び方

ステンレス鋼は、腐食に非常に強い素材で、耐久性においてはトップクラスです。
特に海に近い地域や化学工場など、極めて過酷な環境下では、ステンレスが最適な選択となることもあります。
ただし、コストが高く、加工性もやや劣る傾向があるため、すべての現場で万能とはいえません。
ガルバリウム鋼板は、ステンレスほどの耐食性はないものの、十分な耐久性と加工しやすさを兼ね備えており、コストとのバランスを重視する現場では選ばれやすい素材です。

アルミニウムとの使い分け

アルミニウムは軽量で加工性が高く、ラッキング材としても長年使用されています。
断熱材の表面を覆う用途では、アルミのしなやかさが施工時に活かされる場面も多くあります。
一方で、アルミは衝撃に弱く、変形しやすいという弱点もあります。
外部からの物理的な力が加わる可能性がある現場では、ガルバリウム鋼板のような剛性を備えた素材の方が適しています。
耐久性と強度が必要な場面では、アルミよりもガルバリウムの方が安心です。

用途やコスト面での比較検討

ステンレス、アルミ、ガルバリウムのいずれも特長が異なるため、用途に応じて適材適所での選定が必要です。
コストを抑えつつも十分な性能を得たい場合には、ガルバリウムがバランスの良い選択となります。
対して、化学的な耐性や耐久年数を最優先するならステンレス、軽さと施工性を重視するならアルミが有効です。
現場条件や予算に合わせて、柔軟に素材を使い分けることが重要です。

使用環境に応じた適材適所

最終的にどの素材を選ぶかは、施工する環境や設備の特性によって決まります。
例えば、高温多湿で腐食のリスクが高い場所では、ステンレスが最も安全ですが、予算が限られている場合はガルバリウムを選ぶことが多いです。
また、軽量で運搬しやすく、簡単に加工できるアルミは、天井裏や壁内など限られた空間での施工に適しています。
素材選定では、価格だけでなく耐久性・加工性・施工環境のすべてを踏まえて判断することが失敗を防ぐポイントです。

ガルバリウム鋼板を使用する際の注意点

ガルバリウム鋼板は多くの利点を持つ素材ですが、すべての環境に万能とは限りません。
適切に使えば高い効果を発揮しますが、使い方を誤ると想定より早く劣化するケースもあります。
ここでは、施工や使用時に気をつけたいポイントを現場目線でご紹介します。

酸性雨や海沿いの地域での対策

ガルバリウム鋼板は高い耐食性を持っていますが、酸性雨や海風に長期間さらされると、皮膜の劣化が進行しやすくなります。
特に海岸に近い現場では、塩分を含んだ空気が腐食を促す要因となり、表面の白サビや点サビが早く発生する場合があります。
こうした場所で使用する場合は、耐候性に優れた塗装仕様のガルバリウムを選んだり、ステンレス製との併用を検討するなどの工夫が求められます。

異種金属との接触による電食の可能性

異なる金属が接触すると、湿気や水分の影響で「電食(電気化学的腐食)」が発生することがあります。
ガルバリウム鋼板は、銅やステンレスと直接接触した状態で雨水などがかかると、腐食しやすくなる傾向があります。
施工時には、接触部分に絶縁テープやパッキンを挟むなどの対策をとり、金属同士が直接触れないようにすることが重要です。
また、ビスやリベットの素材にも注意し、なるべく同系金属を使用することが推奨されます。

施工時の取り扱いと保護の工夫

ガルバリウム鋼板は比較的傷が付きにくい素材ではありますが、施工中の擦れや衝撃で表面にキズが入ることがあります。
表面のメッキが損傷すると、そこから腐食が始まる可能性があるため、持ち運び時や設置中は特に注意が必要です。
仮置きや移動の際には、保護シートや緩衝材を使用して、不要な摩耗を防ぐことが大切です。
また、切断面には補修塗料を塗布するなど、細部の処理も忘れず行うようにしましょう。

定期的な点検と補修の重要性

耐久性に優れるガルバリウム鋼板であっても、長期間使用すれば少なからず劣化が進みます。
とくに屋外や高所など、見えにくい部分で不具合が発生しても気づきにくいため、定期的な目視点検が欠かせません。
点サビや変色が確認された場合は、早めに補修を行うことで、さらなる劣化を防ぐことができます。
ラッキング材としての性能を長く維持するには、施工後のメンテナンス体制も重要なポイントになります。

株式会社伊藤商会で取り扱うガルバリウム製ラッキング材

配管やダクトの保護に欠かせないラッキング材を選ぶ際、現場のニーズに応じた品ぞろえと入手のしやすさが重要になります。
実際の施工で求められるのは、「必要なときに」「必要なものが」「すぐに手に入る」環境です。
その点で、幅広い建材を扱う株式会社伊藤商会では、ガルバリウム製ラッキング材の取り扱いにおいて、多くの施工業者から信頼を得ています。

多様なサイズと形状の品揃え

現場ごとに求められるラッキング材のサイズや形状はさまざまです。
伊藤商会では、ジャケット、エルボ、フランジ、キャップといった基本形状はもちろん、配管径や厚みに対応した幅広い寸法の商品を取りそろえています。
標準品に加え、用途に応じた加工品やオーダー対応ができる点も、実務に即した対応といえるでしょう。
細かな仕様にも対応できるため、急な現場対応時にも心強い味方になります。

副資材や工具とまとめて購入可能

ガルバリウム製のラッキング材だけでなく、取り付けに必要な副資材や工具もまとめてそろえることができます。
たとえば、シリコンチューブ、ビス、リベット、各種板金工具などを一括で手配できるため、現場準備の手間が大きく削減されます。
必要な資材を一箇所で手に入れられる利便性は、施工スピードや作業効率にも大きく影響します。

オンライン注文と店舗受け取りの便利さ

オンラインショップを活用すれば、忙しい現場の合間にもスムーズに注文が可能です。
さらに、近隣であれば店舗受け取りにも対応しており、急ぎの案件や配送を待てないケースでも柔軟に対応できます。
実際の製品を直接確認できることもあり、ネットと店舗の利便性を組み合わせたサービスは多くの利用者に好評です。

会員登録でお得な特典も

伊藤商会のオンラインショップでは、会員登録をすることでポイントが付与され、リピート利用時に割引として使える仕組みがあります。
初回登録時には500ポイントが付与されるため、継続的に資材を調達する業者にとっては実質的なコスト削減につながります。
使うほどにお得になる仕組みは、常に資材が必要になるプロの方々にとってありがたいサービスといえるでしょう。

まとめ

ラッキング材は、配管やダクトの保護、断熱材の保全、さらには現場全体の美観維持にも欠かせない重要な部材です。
その素材選びは、施工環境や耐久年数、作業効率を左右するため慎重な判断が求められます。
中でもガルバリウム鋼板は、高い耐食性と加工のしやすさ、さらにはコストパフォーマンスに優れた素材として、さまざまな現場で高く評価されています。

ステンレスやアルミニウムといった他の素材と比較しても、バランスの取れた特性を持つガルバリウム鋼板は、屋外の過酷な環境下でも安心して使用できます。
ただし、酸性雨や異種金属との接触には注意が必要であり、施工後も定期的な点検を怠らないことが大切です。

株式会社伊藤商会では、ガルバリウム製ラッキング材をはじめ、取り付けに必要な副資材や工具類も一括して取り扱っており、現場に求められる「必要なときに必要なものを確実に届ける」体制が整っています。
オンラインと店舗の両面での対応により、スピーディーかつ確実な資材調達が可能です。
ガルバリウム鋼板を使ったラッキング材の選定や調達をお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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